触感時計"タックタッチ"のブログ

視覚障害者用携帯時計、触感時計"タックタッチ"を紹介するブログです。

盲学校の生徒さんが触感時計”タック・タッチ”を使ってくれています。

盲学校の生徒さんが学校で使っている時計ってしっていますか?


多くの生徒さんは腕時計型、携帯型の音声式の時計を使っています。


触読式というのもあって、音声は無しで、見た目は針のついた普通の
腕時計なのですが、本体のガラスの部分が蓋になっていて、その蓋
を開けて、指の腹で直接長針(時)、短針(分)を触って時刻を読み取
ります。でも、結構難しいようで、特に中途視覚障がいの方にはほと
んど使われていないようです。



盲学校の生徒さん、学校によって違いはあるかもしれませんが、
音声式を使っている生徒さんが多いようです。


授業中、今何時かな、あと何分でこの授業が終わるのかな、とりわけ
テスト中は、あと何分あるんだろう・・・


音声式の時計を使っている生徒さんが多い、ということは、授業中、
テスト中に、あちこちで”今○○時○○分です”と、鳴なっているの
ですね。


それが盲学校の授業、テスト中の普通の風景なのです。


でも、気兼ねをして使っているのです。
健常者で音声式の腕時計をしている人はいないでしょう。
時刻は人に聞いたりせず、自分の時計、スマホ、ガラケーなどで気兼
ねなく知ることができすね。それは当たりまえのことです。


視覚障がいの生徒さんも同じです。音声式を使いたいわけではありません。
それしか選択肢が無いから使っているのですね。


盲学校の生徒さんに、人に気兼ねせず、いつでも時刻を知って欲しい、
そんな願いもあって触感時計”タック・タッチ”は開発されました。


少しずつですが、盲学校の生徒さんが触感時計”タック・タッチ”の
情報を知って利用し始めてくれています。


でもまだまだ全国の盲学校の生徒さんには届いていません。
告知努力がまだまだ必要です。