触感時計” タック・タッチ”、携帯の音声を使用しているおばあさんが・・・
8月27日(土) 東京ヘレン・ケラー協会主催の視覚障害者向け
サポート製品の展示会、サポートグッズフェアでのひとこま。
75才くらいのおばあさんが”タック・タッチの体験に来られました。
中途視覚障がいの方のようです。”タック・タッチ”を着けて、操作
の説明をしましたが、直ぐに呑み込めたようです。
そして、”時計は何を使っているのですか?”と尋ねたところ、
”携帯の音声を使っているの”というので、
”バスの中や電車の中では使いづらくないですか?”
”そうなの、この間、バスの中でどうしても時間を知りたかった
ので携帯を持ち出して使ったら、バスの運手さんからマイク
越しに怒られたの。お客さーん、バスの中で携帯の使用は
だめですよー、やめてくださーい”
”すぐにやめたんけど、運転手さんも私が視覚障がいって
わからないからしょうがないわね。でも他のお客さんもいた
し、とても恥ずかったわ”、とてもショックjを受けたようです。
”このタック・タッチがあれば、バスの中でも電車の中でもいつで
も気兼ねなく使えるわね”
そして、椅子から立ち上がり、
”こういう時計を作ってありがとう、本当にありがとう!
今日来て本当に良かったわ!”
と、何度も頭を下げられました。
とても恐縮しましたが、タック・タッチが役に立つことを
改めて実感したひとこまでした。
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